October 13, 2009

イーサン・M. ラジエル「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」

 イーサン・M. ラジエル「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」を読みました。"マッキンゼー"というとなんだかすごい奥義があるのかな、と思っていたら、意外と普通のことをきちんとやっているだけなんだな、という印象でした。(^-^;)
マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (単行本)
イーサン・M. ラジエル (著), Ethan M. Rasiel (原著), 嶋本 恵美 (翻訳), 田代 泰子 (翻訳)
英治出版
¥ 1,575
262

on 2009-10-13 00:09:14


マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (SB文庫)
イーサン・M・ラジエル (著), 嶋本 恵美 (翻訳)
ソフトバンククリエイティブ
¥ 693
260

on 2009-10-13 00:10:26


 「普通のこと」「当たり前のこと」を「きちんと(高いレベルで)」実行するのは、実はとてもすごいことですね。野球だって球を3割以上の打率で打ち続けられれば十分すごいわけですし(^o^)
 この本で重要なことの多くは、目次を見るだけでも結構わかりやすいです。プレゼンのレジュメのように、よくまとまっています。
1 解決法をどう構築するか
 ○問題解決は「事実」から出発する
 ○問題解決に不可欠な条件−MECE(ミーシー)を貫徹する
 ○最初の会議で問題を解決してしまう−当初仮説
2 アプローチをいかに発見するか
 ○その問題は本当に解決すべき問題なのか
 ○初めての問題など存在しない
 ○まったく同じ問題は存在しない
 ○解決策に事実をあてはめるな
 ○クライアントに合った解決策を提案する
 ○解決策が姿を現わすまで待つこともある
 ○壁にぶつかったときの解決法
3 問題解決への道を切り拓く重要法則
 ○80対20の法則(偉大なる真理)
 ○海の水を全部沸かすな(猛烈より賢く)
 ○キー・ドライバーを探す(核心をつかむ)
 ○エレベーター・テスト(三十秒でプレゼン)
 ○低い枝の実を採る(成果はすぐに提示する)
 ○毎日一つチャートを作る(つねに具体的に)
 ○シングルヒットを打つ(期待に応える)
 ○大きな絵を眺める(目標を定期的に確認する)
 ○正直に「わからない」と言う(誠実にふるまう)
 ○「見当もつかない」は暗号(ヒントを見逃さない)
 この手の本を読んできた人には結構「当たり前」な項目(他の表現で呼ばれているけど共通する項目)が多いのでは?と思いました。ただ、こうした原則をきちんと実践していくことはそう簡単ではないでしょう(...いや、やっているところはやっていますかね(-_-;)> )。

 というわけで、この本は「特別な発見」や「驚き」をもたらすというよりは、「当たり前」の仕事の一覧表(チェックリスト)をあらためて見直せるところに価値があるのかなと思いました。(^-^;)

 関連して姉妹書のこちらも読みました。まあ似たような感じですが、こちらの方がもう少し具体的で詳細な作業が書かれていて実用的かもしれません。
マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック (単行本)
イーサン・M. ラジエル (著), Ethan M. Rasiel (著), 嶋本 恵美 (翻訳), 上浦 倫人 (翻訳)
英治出版
¥ 1,575
286

on 2009-10-13 00:11:29


マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫)
イーサン・M・ラジエル (著), 嶋本 恵美 (翻訳)
ソフトバンククリエイティブ
¥ 714
318

on 2009-10-13 00:12:22


 何事も「正しく行うこと」の積み重ねは、最終的に測りがたい差となって返ってくるのではないかということを最近よく痛感します。「当たり前」のことを何日も、何週間も、何ヶ月も積み重ね、信頼を勝ち得ていくことは決して楽ではありません。しかしそれを何年も続けられる人や企業は、おそらく出発点からはるか遠く、高いところに到達できるのでしょう(イチローの9年連続ヒット200本越えみたいに)...と、これまた当たり前な結論ですね。すみません(-o-;)>

Posted by roku at 12:08 AM | from category: topics 本/Web読み物・雑誌/素材
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