January 28, 2009

映画「K-20 怪人二十面相・伝」

 「K-20 怪人二十面相・伝」を観て来ました。面白かったです(^-^)v
■映画 K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 - allcinema
■K-20 怪人二十面相・伝

■YouTube - 【高画質】映画「K-20 怪人二十面相・伝」
 サーカスの曲芸師、遠藤平吉はある日雑誌記者から「名探偵で男爵の明智小五郎と羽柴財閥の娘・羽柴葉子との結納の儀を密かに撮影して欲しい」と依頼され、その会場に近づく。しかし撮影用に渡されたカメラのシャッターを押した途端、爆発が起こり、当日怪人二十面相による羽柴家の宝・ブリューゲルの「バベルの塔」(模写)盗み出し予告に備えていた警官隊に逮捕されてしまう。平吉に撮影を依頼した記者のいう雑誌は実在せず、すべてが怪人二十面相に仕組まれた罠だったのだ。平吉は「怪人二十面相」として世間に報道され、刑務所に...

 昔の冒険活劇の要素を詰め込んだ、わくわく感のある映画でした。第二次大戦−太平洋戦争が起こらず、華族制度による極端な階級社会になっている架空の日本が舞台で、レトロな街並みと軍服や昭和初期の雰囲気が残る庶民の服装が不思議な時代風景を描き出しています。
 そこに現れる怪人二十面相はイラストレーターで漫画家の田島昭宇のデザイン。怪傑ゾロとバットマンを折衷させたようなレトロロマンティックな怪人像です。あるいは「Vフォー・ヴェンデッタ - allcinema」に出て来るVもちょっと思い出させます。
 一方、捕らえられていた遠藤平吉は昔のサーカス仲間で天才的なからくり職人の源治とその泥棒仲間たちに助けられます。そして自分をはめた怪人二十面相を捕まえて濡れ衣をはらすため、泥棒修行に精を出すことに。その結果、平吉は本物の怪人二十面相に匹敵、あるいは凌駕する技量の持ち主になっていきます。
 そんな平吉はある日、本物の怪人二十面相に追われる明智小五郎の婚約者、羽柴葉子を助けることに。気が強くて世間知らずの葉子に最初はとまどう平吉だったが、そのうち彼女の正義感や優しさに惹かれていき...葉子の「良家の子女のたしなみですから」というセリフが笑わせてくれます。この映画の松たか子さんは、いかにも物語の中のお嬢様なんですが、なかなかいいですね。
 レトロフーチャーな都市風景や巨大なテスラ装置など、「スチームボーイ」みたいなところもあって、この手のSF的ガジェットが好きな僕には結構はまれる映画でした。最後の怪人二十面相との闘いの場面は、これまで見たことのあるいろいろな映画の同様なシーンを思い起こさせつつ(よくいえばオマージュ?)、クライマックスに引っ張っていってくれます。

 映画は原作の小説とはだいぶ異なるストーリーになっているそうです。機会があれば原作を読んでみたいと思います。
完全版 怪人二十面相・伝 (ふしぎ文学館) (単行本)
北村 想 (著)
出版芸術社
¥ 1,680
316

on 2009-01-28 00:48:27


 大元である江戸川乱歩の「怪人二十面相」は子供の頃読んだように思いますが、記憶がさだかでありません。二十面相って、あんな感じだったのかなぁ?...ネット上のレビューで「怪人二十面相に対する愛がない」という意見もありましたが、その辺は乱歩作品をもう一度読んでみないとわかりませんね。
■「K-20 怪人二十面相・伝」佐藤嗣麻子監督 インタビュー −映画といえばハリウッドチャンネル−
 全体には、娯楽映画としては王道じゃないかと思います。楽しかったです(^-^)v

Posted by roku at 12:27 AM | from category: topics 映画/アニメーション等
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